ひかり隣保館の運営について

 

養護老人ホームひかり隣保館 運営の精神

養護老人ホームひかり隣保館 運営の精神
 
 養護老人ホームひかり隣保館は、運営の精神「ともにつくる」に基づく独自の施設運営
行っています。
 
 「ともにつくる」とは、施設を「入居者70人の住まい」「職員30人の事業所」として 
捉え、双方が協力して施設づくりを行うあり方を示しています。
 入居者の方々と職員との情報の共有を基礎
に、住人参加型の運営を行っています。住人の領分については住人が意思決定を行い
ます
 
 住まいでの生活のことは住人である入居者の方々が一番よく理解しています。また、彼らは長い人生の中で数多くの経験や知識をもつひかり隣保館の「人的資源」でもあります。
 
 「入居者」と「職員」の両者が、ともに協力しながら施設を運営し、未来に向けてその価値を高めていくことを目指しています
 

すまいるの会 ご報告(2018年3月14日)

すまいるの会 ご報告(2018年3月14日)
 
3月期すまいるの会のご報告です
今回は年度末、「入居者の皆さんの一日の生活の流れの見直し」を題材に討議 いたしました
 
「生活の流れ」はかつて職員が決めたものですが、現在のひかり隣保館では入居者の皆さんが主体的に更新することができるのです
 
進行は生活相談員が務めます
入居者の皆さんの意見により、少しずつ改正案がつくられていきます
 
起床時間が30分繰り上げ(6:00)になりました
洗濯機の使用開始時間は?の投げかけに、Tさんより「掃除終了後(7:00)にして流し付近の混雑を回避しよう」との意見が(さすが生活者、納得の意見です)
 
 
夜間のTVの視聴について
支援員が遅くまでTVを見ていたい方たちの意見を代弁します
結果、夜間のTV視聴は23:00まで(1時間延長)となりました
その代わり、イヤホン使用にて同室者に配慮することが原則化されました
 
最後に喫煙所の利用時間について
Nさんより「喫煙者は起床したら喫煙したいもの、起床時間に合わせて6:00に繰り上げてほしい」と意見をいただきました
 
施設長より最終案の確認です
入居者の皆さんによって新たな「一日の流れ」の案が決定されました!
月末の月例集会にて周知されたのち、4月1日より入居者の皆さんの新たな生活がスタートいたします wink
 

すまいるの会 ご報告(2018年1月10日)

すまいるの会 ご報告(2018年1月10日)
 
今回は1月期すまいるの会をご報告いたします(初めての公開です)
 
案件①平成30年度の行事について
施設長が入居者の皆さんに年間行事の決定手続きをお伝えしました
 
具体的には、このように決定されます
つまり、今回のすまいるの会における 意見や決定が施設の行事に反映されるのです
 
事務局よりクリスマスとクリスマス会について、皆さんの認識・評価を伺いました
 
 
私にとっての「クリスマス」
生い立ちや家族構成、信教等でいろいろでした
その後、皆さん同士の「親睦」を目的として、クリスマス会と忘年会でどのようなことができるかを意見交換しました
 
総合すると、入居者の皆さんにとっては「クリスマス」より「忘年会」
「洋食」より「和食」のほうがしっくりくるようですね
 
今回はオープン評決
Ⓐクリスマス会存続
Ⓑ忘年会スタイルへ変更
結果は圧倒的多数でⒷ
H30年度より忘年会を開催することが決定されました wink
なお、忘年会のお席を男女混合にする、しないなど運営については秋に審議して決定することとなりました 
 

ともにつくる活動

ともにつくる活動
 
すまいるの会について
 バス旅行の企画は3案、各入居者が投票して 実行するプランを決定します
 すまいるの会は、毎月回開催される入居者の
方々の懇談会です。自由参加・自由意見で進行
されています。
 本会の名前は「住まい」と「スマイル」に由来
しています。
 
 本会は入居者の方々の意思決定機関として、
生活のあり方や行事の内容、住まいの利便性を
高める備品購入等を検討し決定します。
 
すまいの予算について
 
 
「すまいの予算」とは、各年度に1回、住まいの 
改善や利便性を高めるために必要な事業(工事、設備 
の導入、備品の購入等)を、入居者が意思決定して
行うことができる、ひかり隣保館独自の制度です。
 上述のすまいるの会で検討し決定いたします(予算は100万円を上限額としています)。
 
 
平成26年度 すまいの予算執行報告
 平成26年度のすまいの予算は、2F居室の間仕切り
カーテン設置工事に使われることに決まりました。
最終決定にあたり、平成27年2月12日に開催された
すまいるの会にて(株)タカネザワナイソウ工業中山
さんより入居者の皆さんに施工説明を行っていただき、その上で発注を行いました。
 また、カーテンの色については、4種類の中から清涼
な「グリーン」が選択されました。ただし、予算の
上限額100万円をはるかに超えていることから、平成
26年度、27年度の2か年に分けて実施、完結をみる
ことも承認されました。
 平成26年度分は14部屋を工事対象として間仕切り
カーテン設置工事を実施。平成27年3月12日~13日で
カーテンレールを設置し、同3月27日、新調したカー
テンを吊り下げしました。
ー 第1期総工費 842,400(税込)―
 

平成26年度すまいの予算 決定に至る経過(2/12すまいるの会)

平成26年度すまいの予算 決定に至る経過(2/12すまいるの会)
 
①入居者の皆さんに対して間仕切り
 カーテン最終案説明
 
②見積結果発表
 
③(株)タカネザワナイソウ中山氏に
 よる見積内容やカーテンの機能、
 工事に関する説明
 
④予算上限額を大幅に超えるため、
 2か年事業として整備することを決定
 
⑤カーテン見本をチェック
 
⑥「グリーン」「イエロー」「ベージュ」「ピンク」の4種類から居室に合うものを各自考えます
 
⑦多数決の結果、カーテンの色は
「グリーン」に決まりました!
 
⑧2/24に開催の月例集会にてすまいの
 予算決定内容を確認・周知いたしま
した! いよいよ3月から設置工事が始ま
ります
 

平成26年度すまいの予算 間仕切りカーテン設置工事概要

平成26年度すまいの予算 間仕切りカーテン設置工事概要
 
①カーテン設置前の居室
 
②カーテンレール設置
 
③カーテン吊り下げ
 
④カーテン吊り下げ  -上部はメッシュです-
 
⑤カーテン吊り下げ  -足元は移乗しやすいよう浅くカット
                 しました-
 
⑥カーテン収納  -カーテンの開け閉め、収納がしやすい
                 セッティングです-
 

大寿会(親睦会)について

大寿会(親睦会)について
 
平成28年4月13日、大寿会総会を開催しました!
 「大寿会(たいじゅかい)」とは、養護老人ホームひかり隣保館の入居者全員で構成する親睦会です。
ひかり隣保館というコミュニティの運営にあたり、
平成24年度に新設された「すまいるの会」とともに
車の両輪として大きな役割を果たしています。
 本会は1982(昭和57)年に現施設が竣工し、居室
定員が4名から準個室の2名に変更になるなど住まいの
生活環境に大きな変化が生じた折に、入居者たちが
相互の親睦を深め、よりよい社会生活を営んでいただくことを目指して発足しました。
 ひかり隣保館の公式・非公式の行事の運営には大寿会の関わりが不可欠です。大寿会役員は現在会長1名、副会長3名の4名体制となり、会員(入居者)を代表して職務にあたっています。
 

大寿会“敬老祝賀会前”大掃除(2016年9月16日)

大寿会“敬老祝賀会前”大掃除(2016年9月16日)
 
 恒例の敬老祝賀会前の大掃除には、大寿会役員さんを中心に、今回はこれまでで一番多い40人を超える入居者の方々が参加していただきました 
 

大寿会敬老大掃除の風景(入居者の皆さんが活躍なさいました!)

大寿会敬老大掃除の風景(入居者の皆さんが活躍なさいました!)
 

大寿会大掃除(2015年12月28日)

大寿会大掃除(2015年12月28日)
 
 恒例の“年末大掃除”には、大寿会役員さんを中心に今回も
30人を超える入居者の方々が参加していただきました 
 

大寿会 年末大掃除の風景(入居者の皆さんが活躍なさいました!)

大寿会 年末大掃除の風景(入居者の皆さんが活躍なさいました!)
 

大寿会草取り(2015年7月10日)

大寿会草取り(2015年7月10日)
 
  7月8日に開催されたすまいるの会において、大寿会会長小林氏より「我々入居者で中庭の草取りを行いましょう」と発案していただきました。8月の納涼会開催に先立ち、まずは“草ぼうぼう”になった自分たちの庭からきれいにしようという趣旨でした。
 昨日まで続いた雨が上がり迎えた7月10日、有志の入居者の方々30人以上が参加され、中庭の草取りを行っていただきました。最終的に大袋に30袋以上の草を集めていただきました。
 集合写真や草取りの合間の見せた皆さん一人ひとりの笑顔。その笑顔の奥からあふれる「若さ」を、確かに感じることができました。
 

大寿会草取りの風景

大寿会草取りの風景
 
見渡すかぎり“緑”の中庭です 
 
建物の際まで奥深く進めていきます 
 
黙々と励むSさんです 
 
大寿会副会長の二戸さんです 
 
仕事の合間の1枚 
 
大寿会副会長高浦さん、大活躍です 
 
さあ、仕上げにかかります 
 
大袋30枚以上の草がとれました 
 
入居者の方々のおかげで中庭がこんなにキレイになりました 
 
作業を終え、お茶で一服します 
 
皆さん、お仕事お疲れさまでした 
 

水ライフライン設備の導入(2013年4月1日)

水ライフライン設備の導入(2013年4月1日)
 
 平成25年4月1日、ひかり隣保館は養護老人ホーム・特別養護老人ホーム共同で新たな井戸設備を設置いたしました。
 この設備は「深井戸(80m以上)」「ろ過プラント」「発電機」の3つから構成され、平時から非常時 に至るまで、施設の飲用水を安定的に供給することができます。
 
(井戸新設のポイント)
①施設内はすべて濾過した高純度の地下水を80%、  上水を20%でブレンドした専用水道を使用
②地下水は「夏冷たくて冬暖かい」ことで食事や
 洗濯、掃除などの生活用水として非常に便利
③非常時(停電時)においても断水しない
 
 ひかり隣保館は、今後も入居者の皆様にとって
「安心・安全な住まいづくり」を進めてまいります!